スェヒ ソン・ヒョナ SUNG Hyun-ah
1975年生まれ。94年にミス・コリア選抜大会でフォトジェニック賞に輝いた後、同年KBSのTVドラマ『愛の挨拶』でデビュー。その後、数々のドラマに出演して人気者になるが、スキャンダルで一度はキャリアを停滞させる。しかし、その後まずスクリーンに復帰。映画4作目にあたるホン・サンス監督、ユ・ジテ共演の『女は男の未来だ』(04)では見事に主役を演じる。同じ年、『スカーレット・レター』では、刑事役ハン・ソッキュと関係を持つ殺人事件の被害者の妻を演じ、次々に注目作に出演。2005年公開の『秘愛 Secret Love』は、結婚を控えた一人の女が偶然に会った一人の男と大胆なセックスを繰り返す問題作で、演技とともにそのしなやかな肢体も大きな話題を呼んだ。TVドラマには、2006年のSBS金曜ドラマ『ある日突然』で復活し、高視聴率をあげている。
ジウ ハ・ジョンウ HA Jung-woo
2005年カンヌ国際映画祭<ある視点>部門に出品された話題作『許されざるもの』とSBSのTVドラマ『プラハの恋人』で注目された韓国映画界のホープ。『許されざるもの』では、韓国映画評論家協会賞の新人俳優賞にも輝いた。本作のあとには、コメディー映画『九尾狐(クミホ)家族』に出演している。
セヒ パク・チヨン PARK Ji-yun
女子高を舞台にした恐怖物<女校怪談>シリーズ第3作「狐怪談」に出演し、注目をあびる。今後が期待される若手女優。
ウェイトレス1 杉野希妃(ソ・ヨンファ) Kiki SUGINO/SEO Young-hwa
1984年3月12日生まれ。日本で生まれ、韓国で語学と演技を学んだ。シネマコリア2006で上映されたオムニバス青春映画『まぶしい一日』(06)の済州島を舞台にしたエピソード1で主演デビュー。この映画は、韓国の独立プロ〈インディー・ストーリー〉によって、戦後60年にあたる2005年に〈日韓関係〉を捉え直した作品として企画され、杉野は爽やかな存在感を印象に残した。日韓の芸能界での活躍が期待される。